MBTI別「時間管理」術|集中力アップ&先延ばし解消のコツ

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斎藤あかり
サイト管理人 / パーソナル診断士 / 心理学修士卒業
こんにちは!斎藤あかりです!普段は企業にお勤めの会社員様に向けた心理療法を実施しています。心理学の修士を卒業しています。
目次

はじめに:時間管理と先延ばしの悩みをMBTIで解決しよう

仕事や勉強、日常生活で「時間管理がうまくいかない」「やるべきことを先延ばししてしまう」といった悩みを抱える人は多いです。

  • 「計画を立ててもいつも守れない…」
  • 「集中力が続かず、気づけばスマホを触ってしまう」
  • 「締め切り直前にバタバタするのが常態化」

こうした悩みが尽きないのは、人それぞれが異なる思考・行動パターンを持っているため、万人向けの時間管理ノウハウをそのまま適用しても合わないケースがあるからです。

そこで活用できるのが、MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)の視点。MBTIは4つの軸(外向/内向、感覚/直観、思考/感情、判断/知覚)を組み合わせて16タイプに分類し、人がどのように情報を捉え、どんな行動を好むかを示します。
この記事では、タイプごとの時間管理や集中力アップ、先延ばし対策のポイントを詳しく解説。さらに、実際に役立つツール・テクニックや事例も紹介します。「自分に合った管理法って何?」と悩む方は、ぜひ本記事をヒントにオリジナルのタイムマネジメント術
を見つけてください。

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1. なぜMBTIで時間管理が変わるのか?

1-1. 4つの軸が行動パターンに直結

  • 外向(E) / 内向(I)
    • E型は人とのやりとりからエネルギーを得るので、会議やSNSで進捗共有をするほうが続きやすい。
    • I型は一人でコツコツするのが自然だが、情報共有の場が苦痛になりやすいため、静かな空間を整えることが大切。
  • 感覚(S) / 直観(N)
    • S型は具体的ステップがあるほど動きやすく、N型は抽象的な目標設定やイメージ先行でモチベが上がる。
  • 思考(T) / 感情(F)
    • T型は成果や論理面を重視し、数値化した管理が得意だが、感情面のケアを忘れやすい。
    • F型は自分や周囲の気持ちに左右されるので、応援や共感が続けるエネルギーになる。
  • 判断(J) / 知覚(P)
    • J型は計画的・締め切り厳守型、P型は柔軟・アドリブ型。先延ばしの原因がまるで違う。

1-2. 「自分に合う方法」「合わない方法」が可視化

  • 「ToDoリストは苦手」「期日管理が苦痛」「ざっくりした目標が続く」など、MBTIが示す行動特徴から、その理由を説明できる。
  • 無理に真逆のスタイルを真似してもうまくいかないことが多く、タイプに合ったマネジメント術ならスムーズ。

2. タイプ別の陥りやすい先延ばしパターンと改善策

ここからは、16タイプが時間管理で陥りがちなパターンや先延ばし癖、その解決法を中心に紹介します。
(全16タイプ分をすべて詳細に書くと非常に長くなるため、ポイントを絞ってまとめます。)


2-1. ISTJ(管理者タイプ)

陥りがちパターン

  • 計画通りに進めようとするあまり、柔軟な変更にストレスを感じる。
  • 他人からの依頼を断れず仕事を抱え込み、結果的にパンクするケース。

先延ばし対策・改善

  • きっちり計画を立てるのは◎だが、予備日や緩衝時間をあらかじめ組み込む。
  • 他者依頼にも余裕がなければ「スケジュールが埋まっている」と説明し、断る勇気を持つ。
  • タスク実行をブロック単位で管理し、変更があっても再計画しやすいフォーマットを採用。

2-2. ISFJ(擁護者タイプ)

陥りがちパターン

  • 人のために動きすぎ、自分のやることを後回しにしてしまう。
  • 細部まで完璧にやろうとする完璧主義で、先延ばしに繋がることも。

先延ばし対策・改善

  • 優先順位をはっきり決め、自分のタスクを「最優先」にする時間を確保する。
  • 完璧主義を和らげるために、**「70点でも提出する」**などルールを設ける。
  • 小さな進捗でも「ここまでできた」と自己評価し、モチベを保つ。

2-3. INFJ(提唱者タイプ)

陥りがちパターン

  • 大きな理想を掲げるものの、具体的行動に落とす段階で戸惑い、先延ばしに。
  • 周囲の期待に応えようとしすぎて自己負担が増え、思考過多になる。

先延ばし対策・改善

  • ビジョンを具体化するため、SMART目標などフレームワークを使う。
  • 週1回以上のペースで進捗を可視化し、夢想ばかりにならないよう注意。
  • 自分の理想と現実の乖離を埋めるため、小ステップ(マイルストーン)を設定。

2-4. INTJ(建築家タイプ)

陥りがちパターン

  • 完璧な戦略を立てようと時間をかけすぎ、実行が遅れる
  • 日常的・ルーティン的なタスクを軽視して先送りしがち。

先延ばし対策・改善

  • まずはプロトタイプで小さく始め、リリース→修正のサイクルを回す意識を持つ。
  • ルーティン作業はツールや外注・自動化に頼り、自分は戦略や創造性を発揮する部分に集中
  • 締め切りを公表し、他者の目を利用して遂行力を高める方法も有効。

2-5. ISTP(巨匠タイプ)

陥りがちパターン

  • やりたいことだけ先にやり、面倒な作業を後回しにする。
  • 最後の追い込みで間に合わせるスタイルに慣れてしまい、常習化する。

先延ばし対策・改善

  • バッファ時間を意識して締切より早めの目標を自分に課す。
  • 興味が湧かないタスクは小分けにして短時間で片付ける(ポモドーロ・テクニックなど)。
  • ゲーム感覚で「一定時間内にどれだけ進むか」をチャレンジすると、モチベを維持しやすい。

2-6. ISFP(冒険家タイプ)

陥りがちパターン

  • 気分や感情に左右され、「乗らない」と感じると先延ばし。
  • 他人に誘われると断れず、時間を奪われて自分のタスクが滞る。

先延ばし対策・改善

  • やる気を刺激する環境(音楽、インテリアなど)を整え、感性を活かしてモチベを引き出す。
  • 断れない性格を補うため、事前に「今日はこのタスクがあるから無理」と言える口実やスケジュール表を用意。
  • 感情を日記に書き出し、「本当にやりたいこと」と「締切」を整理すると頭がすっきりする。

2-7. INFP(仲介者タイプ)

陥りがちパターン

  • 理想はあるが、現実的ステップを組むのが苦手。完璧を求めすぎてやる前から疲れる。
  • フワッとしたビジョンだけで満足し、行動が後回しになる。

先延ばし対策・改善

  • 具体的なタスクに落とし込むサポートツール(Todoistなど)を使い、「1日30分」など数値化する。
  • 周りの応援や共感がモチベになるので、SNSや友人との進捗共有が効果的。
  • 小さな達成でも大きく自分を褒める習慣で意欲を持続。

2-8. INTP(論理学者タイプ)

陥りがちパターン

  • 興味あることには猛ダッシュだが、興味が薄れると先延ばし。
  • 完成度を追い求めるあまり、「もっと調べてから」と先に進まない

先延ばし対策・改善

  • プロトタイプ思考:完璧主義を捨て、まず動く→その後に検証するプロセスを明確化。
  • 自分の好奇心を刺激する要素を仕事や勉強に絡める工夫。ゲーム化や研究要素を取り入れる。
  • データ解析的に時間や成果を可視化し、自分の進捗を論理的に評価。

2-9. ESTP(起業家タイプ)

陥りがちパターン

  • 楽しそうなことがあるとそちらに飛びつき、今のタスクを先延ばし。
  • 締切ギリギリのスリルが好きで、結果的に焦りやミスに繋がる。

先延ばし対策・改善

  • 外部の監視やプレッシャーを活用する(友人や上司に進捗を報告すると約束など)。
  • 小さいアクションをサクサクこなして「即時達成感」を得る仕組みを作る。
  • スリルを求めるなら短いデッドラインを区切りで設定し、小さな達成を複数回味わう。

2-10. ESFP(エンターテイナータイプ)

陥りがちパターン

  • 目の前の楽しさ優先で、退屈なタスクをどんどん後回し。
  • 周りに誘惑があると集中が削がれる(SNS、イベントなど)。

先延ばし対策・改善

  • ごほうび型時間管理:一定作業を終えたら好きなことをする、とメリハリをつける。
  • 音楽や仲間との共同作業でモチベを維持。一人きりで黙々は辛い場合が多い。
  • 大きな目標を楽しいイメージに変換し、モチベーションを高める。

2-11. ENFP(広報運動家タイプ)

陥りがちパターン

  • アイデアばかり溢れ、スタートはするが完了しない。「また新しいプロジェクト!」と続々増やして先のが放置。
  • 人に話すのは得意だが、事務処理や細かいチェックが苦手→後回し。

先延ばし対策・改善

  • パートナーやツールと協力:Todoリストやスケジュールを管理してもらう、あるいは機能的なアプリを活用。
  • 週1回の振り返りミーティング(自分or仲間)で途中放棄を防ぐ。
  • ゴールまでのワクワク感を演出する方法(ビジョンボード、SNS報告など)を活用。

2-12. ENTP(討論者タイプ)

陥りがちパターン

  • 議論やアイデア出しは大好きだが、実行に移す段階で「面倒」と感じ先延ばし。
  • 細部の詰めや事務処理は「誰かに任せたい」と思いがち。

先延ばし対策・改善

  • タスクを議論化して楽しむ。チームメンバーや友人と「ここが問題だからこうしよう」などディスカッションしながら進めると飽きない。
  • 実行フェーズでは、小課題に分割してチェックリスト化。論理的に進捗を可視化し、ゴールまでの道筋を明確に。
  • 締切を複数回に分けることで一発ドカン先延ばしを防ぐ。

2-13. ESTJ(幹部タイプ)

陥りがちパターン

  • 自分の計画通りでないとイライラ。周囲に合わせてスケジュールを変えづらく、トラブル対応で遅延。
  • 柔軟性が欠けるため、予想外の事態で先延ばしを生じる可能性。

先延ばし対策・改善

  • 計画にバッファを持たせ、突発的な依頼が来ても対応できるよう調整する。
  • チームや家族に早めに共有し、協力を得る。自分一人で抱え込まない。
  • 短いスパンで進捗を見直し、事態に応じてプラン修正を許容する柔軟性が鍵。

2-14. ESFJ(領事官タイプ)

陥りがちパターン

  • 人に合わせすぎて自分のタスクを後回し。「周りのために…」と懸命に動き、気づけば期限が迫る。
  • 感情的な負担で疲れが溜まり先延ばしに繋がる。

先延ばし対策・改善

  • 自分の作業時間を明確にブロックし、そこに他人の要望を入れないルールを設定。
  • 周りに協力を依頼し、責任を分散する。感情ベースで頑張りすぎない。
  • 可視化ツール(カレンダーやガントチャート)で自分の作業量を客観的に見える化。

2-15. ENFJ(主人公タイプ)

陥りがちパターン

  • 大きな目標を掲げて情熱的にスタートするが、周囲の人を巻き込むのに忙しく、自分のタスクを後回し。
  • 感情的に落ち込むと一気にモチベーション低下。

先延ばし対策・改善

  • リーダーシップを発揮しつつ、自分の作業にもスケジュールを設定し、完了報告をするしくみを取り入れる。
  • 感情の波をコントロールするため、適度な休養やポジティブフィードバックを自分で設計(仲間と褒め合うなど)。
  • 周囲の協力を得すぎて自分が手を動かさない状態を避け、自分の締切をコミットする。

2-16. ENTJ(指揮官タイプ)

陥りがちパターン

  • 戦略を描くのに熱中して実務が先延ばし。「誰かにやらせればいい」と軽視しすぎると肝心なところを見落とす。
  • 大きな目標に対して周囲を動かすが、細部の仕上げ作業で先延ばししがち。

先延ばし対策・改善

  • 自分が担うタスクを明確に区分し、「ここは部下や他者」「ここは自分がやる」と役割を定義する。
  • 日々のデイリーチェックで漏れを監視。部下への任せっ放しにならないようミニ報告をルーチン化。
  • 動かないと決まらないタスク(契約書の最終チェックなど)を定期的にブロック時間を設けて消化。

4. 時間管理を成功に導く共通テクニック

4-1. タスク分解と期限設定

  • どのタイプでも、先延ばしを防ぐ最初の一歩は大きな目標を小さく分割し、明確な期限を設定すること。
  • J型なら細かく計画を立てるのが自然、P型ならざっくり+アラームを利用するなど柔軟方法が○。

4-2. ポモドーロ・テクニックや集中タイマー

  • 25分作業 + 5分休憩などのサイクルでメリハリをつける。
  • E型が仲間と一緒にポモドーロをやる、I型は一人で静かにやるなど工夫。

4-3. デジタルツール活用

  • S型はカレンダーやTodoアプリで細かく管理しやすい。
  • N型はマインドマップやノートアプリでアイデア発散を加えつつ時系列を補う。
  • T型は成果や記録を計測可能なツール、F型はビジュアルが暖かく仲間とシェアしやすいツールが合う。
  • J型はガントチャート、P型はタスク一覧をドラッグ&ドロップで変更可能なツールを好む。

5. まとめ:MBTIで先延ばしを脱し、時間を味方にする

  • 「先延ばしをしてしまう」「集中力が続かない」といった時間管理の悩みは、個人の性格傾向が大きく影響する。
  • MBTIを活用すれば、自分の得意な進め方・苦手なパターンが見えてきて、より効果的な対策を選択可能。
  • 16タイプそれぞれに目標設定や進捗管理、振り返りのコツがあり、自分に最適化するほど先延ばしが減り、集中力もアップ。
  • 最終的には、MBTIを踏まえたうえで試行錯誤し、自分流の時間管理法を確立することが鍵。合わない方法に無理に合わせるより、タイプの強みを伸ばす方が長続きする。

今後は、本記事の内容を参照しながら、自分のタイプに合った時間管理術を試してみてください。先延ばしの悩みが減り、効率的かつ充実した毎日を手に入れるきっかけになるはずです。

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参考文献・関連リソース

  • Myers, I. B., McCaulley, M. H., Quenk, N. L., & Hammer, A. L. (1998). MBTI Manual: A guide to the development and use of the Myers-Briggs Type Indicator. Consulting Psychologists Press.
  • 16Personalitieshttps://www.16personalities.com/
  • 日本MBTI協会https://www.mbti.or.jp/
  • 時間管理ツール:Todoist、Trello、Notion、Googleカレンダーなど
  • 先延ばし克服:ポモドーロ・テクニック、SMART目標、タスク分割など

今後の記事予告

  • MBTIを使った英語学習法|タイプ別に効果的な勉強計画を提案
  • MBTIタイプ別「苦手分野」の克服法|自己成長に役立つ具体例を紹介
  • MBTIと習慣化テクニック|三日坊主を防ぐタイプ別ノウハウ

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