MBTIを使った英語学習法|タイプ別に効果的な勉強計画を提案

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斎藤あかり
サイト管理人 / パーソナル診断士 / 心理学修士卒業
こんにちは!斎藤あかりです!普段は企業にお勤めの会社員様に向けた心理療法を実施しています。心理学の修士を卒業しています。
目次

はじめに:MBTIが英語学習に活かせる理由

英語学習が必要とされる時代ですが、続かない・やる気が出ない・自分に合った教材がわからないなどの悩みを抱える人は少なくありません。そこで注目したいのが、**MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)**という性格指標。

MBTIは4つの軸

  1. 外向(E)or内向(I)
  2. 感覚(S)or直観(N)
  3. 思考(T)or感情(F)
  4. 判断(J)or知覚(P)

を組み合わせて16タイプに分類するツールで、自分がどんな情報処理や意思決定のスタイルを好むかが分かります。
英語学習においても、タイプによって勉強方法の好みやモチベーション維持のコツが大きく変わるため、MBTIを手がかりに「やり方」を最適化することで、長期的に成果を出しやすくなるのです。

この記事では、MBTI別に推奨される英語学習法や教材選び、継続のテクニックを詳しく解説します。「英語学習が続かない」「自分に合う方法がわからない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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1. MBTIの4つの軸と英語学習スタイル

まずは基本となる4つの軸(E/I, S/N, T/F, J/P)が、英語学習のどんな場面に影響を与えるかをまとめます。

1-1. 外向(E) / 内向(I)

  • E(外向):人と話す・グループで学ぶほうがモチベアップ。オンライン英会話や英会話サロン、SNSで会話練習などが効果的。
  • I(内向):一人でコツコツ進める学習を好む。自己学習用の教材・アプリで確実に知識を積み上げ、必要な場面で少人数レッスンを取り入れる。

1-2. 感覚(S) / 直観(N)

  • S(感覚):具体的・実用的な教材(英文法問題集、日常フレーズ集など)や、試験対策本が合う。目に見える成果(英検、TOEICスコアなど)を目指すとやる気を出しやすい。
  • N(直観):抽象的・概念的な学習が好き。文学作品やニュース記事の背景を読み解きながら学ぶ、映画やドラマで気になった表現を自由に広げるなどのほうが興味を惹かれやすい。

1-3. 思考(T) / 感情(F)

  • T(思考):文法やロジックを大切にし、ルールを理解したいという欲求が強い。問題演習や文法書の分析が苦にならない。
  • F(感情):共感や楽しさを重視。英語で心を動かす映画や音楽、感情的なストーリーを学習の糸口にするほうがモチベが上がる。

1-4. 判断(J) / 知覚(P)

  • J(判断):計画的にコツコツ進めたい。1日30分の勉強時間を設定し、スケジュール通りに行うとストレスなく進む。
  • P(知覚):その時々の興味に従って学習内容を変えたい。厳格なスケジュールは苦手だが、モチベが湧いたときの集中力が高い。

2. 16タイプ別・英語学習の具体的アドバイス

ここでは16タイプを順に、おすすめ学習スタイルやツール、気をつける点を紹介します。あくまで傾向であり、個人差がある点は念頭に置いてください。


2-1. ISTJ(責任感が強い「管理者」タイプ)

学習特徴

  • 計画性とルール遵守が得意。決めたスケジュールを淡々とこなすのが向く。
  • 文法重視で着実に基礎を固めるスタイル。試験対策(TOEIC/英検)など数値目標があると燃えやすい。

おすすめ方法

  • 文法書と問題集のセットを進捗表で管理(週に何章、何題など)。
  • 定期的に模擬テストを実施し、得点推移をチェックし達成感を得る。
  • マンツーマンのオンライン英会話を決まった時刻にスケジュールしておくと自然に習慣化。

2-2. ISFJ(優しい「擁護者」タイプ)

学習特徴

  • 周囲の期待やサポートに応えると頑張れる。堅実に基礎を積み上げるスタイルが合う。
  • 一人で黙々とやりがちだが、他者との交流を適度に取り入れると持続しやすい。

おすすめ方法

  • 身近な学習仲間やコミュニティと一緒に勉強会を定期開催。仲間と励まし合う。
  • 文法や単語の暗記もこまめに復習リストを作り、確実に覚えていくS型的実務アプローチ。
  • オンライン英会話でも優しめの先生を選ぶとストレス少なく続けられる。

2-3. INFJ(理想を追う「提唱者」タイプ)

学習特徴

  • 理想や目的意識が明確だと大きく伸びる。英語を使って「世界に貢献したい」「深い交流がしたい」など内面的動機が強い。
  • 抽象的な話題や文学的文章に興味を持ちやすい。

おすすめ方法

  • 英語学習で海外の社会問題や哲学的テーマを学ぶなど、INFJが共感できるコンテンツを取り入れる。
  • 学習コミュニティで少人数の深いディスカッションを行うとモチベがアップ。
  • 翻訳作業やエッセイ執筆を英語で行い、内面世界を表現する練習が向く。

2-4. INTJ(戦略的な「建築家」タイプ)

学習特徴

  • 自分で戦略を立て、効率的に学習するのが得意。文法のロジックや発音理論など、体系的に理解したい。
  • 実用性を感じられないタスクや丸暗記にはモチベが下がる。

おすすめ方法

  • 自分独自の学習プランを作り、目標スコアや期間を決めてPDCAサイクルを回す。
  • AIを活用した文章添削や発音解析ツールを使い、データドリブンに成長度をチェック。
  • オンライン英会話でも**論理的なトピック(テクノロジー、科学、経済)**を選ぶと続きやすい。

2-5. ISTP(実践派の「巨匠」タイプ)

学習特徴

  • 座学だけでなく、実践的な体験(例えば海外ドラマを字幕なしで観る、ゲーム内の英語チャット)から学ぶ傾向。
  • 目的が曖昧だと飽きるので、明確なゴールや興味を刺激する方法が必要。

おすすめ方法

  • 映画や動画、ゲームを使い、楽しみながら英語を拾う。興味分野(IT、バイク、スポーツなど)の英語サイトやフォーラムで情報収集を英語で行う。
  • 必要最低限の文法書やボキャブラリを並行してカバーし、ルールを知ったらすぐ実践する。
  • アプリでスコアや実績を数値化し、「この1週間で何時間学習できたか」を見える化すると達成感。

2-6. ISFP(やわらかい「冒険家」タイプ)

学習特徴

  • 芸術や感性を重視した英語表現(音楽、詩、映画)に惹かれる。モチベは気分に左右されやすい。
  • 文法のゴリゴリした学習は苦手で、楽しさを感じられないと先延ばしにしがち。

おすすめ方法

  • 英語の歌詞を理解する、海外のアート系YouTubeを観るなど、趣味と英語学習を結びつける。
  • 日記やSNSに英語で短文を書いてみるなど、自分の感情を英語で表現する練習。
  • テスト勉強が必要なら、友人やスクールなどで適度に外部のリマインドを得ると続きやすい。

2-7. INFP(理想主義の「仲介者」タイプ)

学習特徴

  • 内面の世界が豊か。文学作品や物語を通じて言語を学ぶスタイルがハマる。
  • 試験対策が必要でも、現実的でドライな学習にモチベがわきにくい。

おすすめ方法

  • 海外小説や詩、エッセイを原文で読む。感動や共感を原動力に語彙を増やす。
  • 勉強計画はやや緩めに設定し、「思いついたときにノートに単語やフレーズを書き留める」など、自由度を確保。
  • 友人に成果を発表する形で、感想をもらうと嬉しいのでモチベが上がる。

2-8. INTP(論理好きの「論理学者」タイプ)

学習特徴

  • 文法の仕組みや単語の語源を深く理解するのを楽しめる。
  • 実践的な会話練習より、知的好奇心をくすぐる言語構造分析が先になりがち。

おすすめ方法

  • 言語学的観点から英語を学ぶ(音声学、語源学など)、学術的に探究するのがモチベ維持に効果的。
  • 実践不足にならないよう、定期的にアウトプットの場(オンライン英会話など)を作る。
  • アプリやツールのデータ解析機能を使い、学習量や成長を客観視する。

2-9. ESTP(冒険家の「起業家」タイプ)

学習特徴

  • 行動力や社交性を活かし、海外旅行や留学で実践的にコミュニケーションするのが得意。
  • 座学で単語暗記するより、人と話して覚えるほうが継続しやすい。

おすすめ方法

  • オンライン英会話や言語交換(Language Exchange)を活用し、リアルタイムの会話でスリルと楽しさを体感。
  • 試験勉強が必要なら短期集中型にして、スリルを味わいながら一気にやる方法。
  • SNSやイベントでも外国人と繋がり、日常的に英語を使う場を作る。

2-10. ESFP(エンターテイナータイプ)

学習特徴

  • 楽しい雰囲気や仲間との交流で学ぶのが向く。退屈な勉強単独でやると続かない。
  • パフォーマンス的に人前で英語を使うシーンがあると燃える。

おすすめ方法

  • 英会話カフェやグループレッスンを定期的に活用。イベント感覚で楽しみつつ習得。
  • 動画アプリやTikTokで英語の短いクリップを観て真似するなど、エンタメ要素を学習に組み込む。
  • 単語帳もゲーム化やコンテスト的要素を入れるとモチベUP。

2-11. ENFP(広報運動家タイプ)

学習特徴

  • アイデア豊富で飽きっぽい。新しい教材やメソッドを試しがちだが定着しないことも多い。
  • 人と関わる英語活動(SNS交流、海外ボランティアなど)に好奇心を掻き立てられやすい。

おすすめ方法

  • いろいろな教材を同時並行すると収拾がつかなくなるので、期間限定で1つの教材に集中すると効果的。
  • 留学やオンライン交流プロジェクトなど、人脈づくりを兼ねた学習をすると長続き。
  • モチベが続かないときはSNSで進捗報告し、フォロワーの応援を得る。

2-12. ENTP(討論者タイプ)

学習特徴

  • ディベートや議論が好き。英語のニュースや時事問題をネタに会話するなど、知的刺激があれば学習が進む。
  • 一方で、細かい文法や語彙暗記は退屈に感じ、先延ばしに。

おすすめ方法

  • オンラインディベートクラブや討論型英会話レッスンを利用。実際に英語で議論しながらスキルアップ。
  • 特定のテーマを深堀りして、専門用語を覚えるなど、理論的な学習をセットにすると飽きにくい。
  • データ化して目標管理も良いが、変化を楽しめるように定期的に新しいテーマを取り入れる。

2-13. ESTJ(幹部タイプ)

学習特徴

  • 計画と達成感を重視。TOEICや英検など数値で成果がわかる試験に挑戦するのが合う。
  • 進捗を管理表で明確化、スケジュール通りにコツコツ進める。

おすすめ方法

  • カレンダーで「毎朝30分文法問題、週2回オンライン英会話」と決め、進捗を打ち込むことでモチベ維持。
  • チームメンバーや学習仲間と「点数目標」や締切を共有し、相互監視する。
  • ゴール後はさらに上のレベル(TOEIC900点→英検1級など)を設定し、ステップアップを続けやすい。

2-14. ESFJ(領事官タイプ)

学習特徴

  • 人のサポートや集団活動の中で力を発揮。英会話サークルやグループレッスンで協力し合うと楽しい。
  • 周囲の評価や応援を糧に頑張る傾向があり、一人きりだとややモチベが下がりがち。

おすすめ方法

  • 学習パートナーを作り、互いの進捗を報告し合う。ごほうびを設定して一緒に達成を祝うと良い。
  • SNSやコミュニティで「今日はこれを勉強した!」とシェアすると満足感がアップし、継続しやすい。
  • 文法や試験勉強も、一緒に勉強会を開いて楽しむのがベスト。

2-15. ENFJ(主人公タイプ)

学習特徴

  • 周りを巻き込みながらリーダーシップを取る。チームで学習計画を立てて進めるのが合う。
  • 個人的にも目標を宣言し、公の場でコミットすればモチベが保ちやすい。

おすすめ方法

  • 勉強グループのリーダーとなり、メンバーにタスクを配分しながら自分も学習する形が理想。
  • イベントやワークショップを企画し、英語を使う場を自ら作る。
  • 抽象的なモチベーション(「世界中の人と繋がりたい!」)を具体的タスクに落とす工夫が要る。

2-16. ENTJ(指揮官タイプ)

学習特徴

  • 成果と効率を追い求める。大目標を設定し、逆算してタスクを組むのが得意。
  • チームがあるならリーダーシップを発揮して統率しつつ自分も結果を出す。

おすすめ方法

  • 目標スコアや留学プラン、キャリアステップを明確にし、達成期限を決める。PDCAサイクルを定期的に回す。
  • ルーティンを習慣化し、数値管理ツールで進捗を見える化。
  • 周囲への指示だけでなく、自分自身も期限を守ることを誓い、セルフマネジメント。

3. 英語学習を続けるための共通Tips

3-1. 「好き」「興味」を活かす

  • どのタイプも、結局は自分が楽しめる教材やテーマなら続きやすい。ドラマ、ゲーム、漫画、ビジネス記事など、興味分野を英語で学ぶ方法を探す。

3-2. 短期目標+長期ビジョンのハイブリッド

  • S型J型は短期的な試験目標でモチベアップ、N型F型は将来の夢・理想を想像し、意義を見出すと良い。両方のメリットを組み合わせると効果倍増。

3-3. 定期的な振り返りと進捗記録

  • 週1回、学習時間や学んだ内容を記録して振り返る。T型は数値評価、F型は感情的成長や気づきもメモするなど自分に合った形で行う。

3-4. アプリ・ツールの積極活用

  • 文法学習:Grammarly(英文添削)や文法書アプリ
  • 単語暗記:Anki、Memrise、Quizlet
  • 発音練習:Elsa Speak、YouGlish
  • オンライン英会話:NativeCamp、Camblyなど

4. MBTIと英語学習:よくあるQ&A

Q4-1. 「タイプと合わない方法でも成功できる?」

A4-1: もちろん可能だが、合わない方法はストレスが高いので続けにくい。最初は合わないと感じても、必要に応じて習慣化していくことで克服できるケースもある。自分の強みを活かしつつ、苦手部分は補う工夫を。

Q4-2. 「日本人は大勢I型が多いから英会話は苦手って本当?」

A4-2: 個人差が大きい上、内向型だから英会話が苦手というわけではない。I型は一対一や小規模な場面で深く学べる利点がある。性格を理由に英語が苦手と決めつけるより、合った学習環境を選ぶことが大事。

Q4-3. 「英語学習のモチベを保つコツが知りたい」

A4-3:

  • 外向型ならSNSやコミュニティで進捗をシェア。
  • 内向型なら自分ルールでの学習管理アプリと静かな学習空間が◎。
  • S型は日々の結果を具体的に測定、N型は未来ビジョンを描く、T型は数値データ、F型は仲間の応援など、各軸で最適化してみてほしい。

5. まとめ:MBTIを使い、自分に合った英語学習スタイルを見つけよう

  • 英語学習は「継続」が鍵。その継続性を高めるには、自分の性格特性に合った勉強法を採用することが効果的。
  • MBTIの4つの軸(E/I, S/N, T/F, J/P)を理解すれば、どんな教材、勉強スタイル、モチベ維持策が合うかを体系的に選べる
  • 16タイプそれぞれ、得意と苦手が異なるので、他人の成功法を鵜呑みにするより、自分流にアレンジする姿勢が重要。

ぜひ本記事を参考に、自分や周りのタイプを把握しつつ、英語学習の目標達成をスムーズにしていきましょう。あなたの英語レベルがぐっと上がるきっかけになるはずです。

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参考文献・関連リソース

  • Myers, I. B., McCaulley, M. H., Quenk, N. L., & Hammer, A. L. (1998). MBTI Manual: A guide to the development and use of the Myers-Briggs Type Indicator. Consulting Psychologists Press.
  • 16Personalitieshttps://www.16personalities.com/
  • 英語学習ツール
    • 単語アプリ(Anki, Memrise, Quizlet)
    • オンライン英会話(Cambly, NativeCamp, DMM英会話 など)
    • 英語学習サイト・SNS(Lang-8, Italki など)

今後の記事予告

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  • MBTI別「自己肯定感を高める方法」|悩みがちなポイントはココ

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