【人間関係断捨離対策】MBTIでわかる苦手なタイプへの向き合い方とは?

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斎藤あかり
サイト管理人 / パーソナル診断士 / 心理学修士卒業
こんにちは!斎藤あかりです!普段は企業にお勤めの会社員様に向けた心理療法を実施しています。心理学の修士を卒業しています。
目次

はじめに:人間関係断捨離とMBTIの関係

日常生活から職場まで、さまざまな人間関係に囲まれている私たち。仲良くやっていきたい気持ちはあっても、相性が悪く「一緒にいるだけでストレス」という相手も少なくありません。そんなとき考えられるのが、**「人間関係断捨離」**という選択肢。ストレスフルな相手と距離を置くことで、精神的にラクになるケースもあります。

しかし、ただ関係を断つだけではトラブルを増やす可能性も。一方的に避けることが職場や家族間では難しい場合もあります。そこに**MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)を活用すると、「どのようなタイプの人と衝突しがちか」「相手はなぜそう行動するのか」を客観視できるため、「距離を取る」「付き合い方を変える」「補完関係を築く」**など柔軟な対応が見えてきます。

本記事では、人間関係断捨離のメリット・リスクを踏まえつつ、MBTIによるタイプ別の苦手な相手との向き合い方を解説。自分がどんな相手にストレスを感じやすいか、その場合どう対処すればいいかを具体的に提示します。すべての関係を断つ前に、適切な調整を試みてみるのも選択肢の一つ。あなたの人間関係ストレス軽減と幸福度アップに繋がれば幸いです。

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1. 人間関係断捨離とは? メリットとリスク

1-1. 定義とメリット

  • 人間関係断捨離:自分にとってストレスフル・不要と感じる人間関係を整理し、距離を置いたり連絡を断ったりすることで、心身の健康や時間を確保する行為。
  • メリット:
    • 精神的負担が減り、自由度や心の余裕が増す。
    • 周囲に振り回されず、自分の大切な人や優先事項にリソースを注げる。

1-2. リスクや注意点

  • リスク:
    • 家族や職場の人など、完全に切り離せない相手だと逆にトラブルを招く可能性。
    • 感情的に断絶すると、後々の修復が難しくなる場合も。
  • 注意点:
    • 一時の感情で断捨離するのではなく、相手とのコミュニケーション改善距離の取り方を工夫してから判断するのが理想。

2. MBTI4つの軸が示す「苦手な相手」と付き合い方

ここでは、**4つの軸(E/I, S/N, T/F, J/P)**が原因で生じやすい衝突・苦手意識の典型を述べ、どう向き合うといいかのヒントを紹介します。

2-1. E/I軸:話しすぎvs話さなさすぎ

  • E(外向):
    • 苦手な相手: 極端に無口・議論に参加しないI型の人。話し合いが成立しづらいと感じる。
    • 向き合い方: ある程度はI型のペースを尊重し、静かな場で意見を聞く時間をとる。
    • 人間関係断捨離の前に: 本当に相手が話すのを嫌いなのか、1対1でなら話しやすいか探ってみる。
  • I(内向):
    • 苦手な相手: いつも大声で喋り、距離を詰めすぎるE型。気疲れしてしまう。
    • 向き合い方: コミュニケーション頻度を事前に期待値調整する。一気に話しかけられたら「あとでまとめて教えてほしい」と伝える。
    • 人間関係断捨離の前に: E型の「話すことがエネルギー源」という特性を理解し、適度に区切りを設定。

2-2. S/N軸:具体好きvsアイデア好き

  • S(感覚):
    • 苦手な相手: 抽象的な理想論・将来の話ばかりするN型。具体的行動がないと苛立つ。
    • 向き合い方: 「それって、現実にはどうするの?」と具体性を引き出す質問をする。
    • 人間関係断捨離の前に: N型がビジョン先行で話しているだけかも。具体的な行動計画を一緒に作れれば、協働できる可能性あり。
  • N(直観):
    • 苦手な相手: 細かいことにこだわり、将来性やイノベーションに興味が薄いS型。
    • 向き合い方: アイデアを実務的メリットや数字で説明し、S型の関心を引き出す。
    • 人間関係断捨離の前に: S型が慎重なだけで、あなたのアイデアを否定しているわけではないか確認する。

2-3. T/F軸:論理派vs共感派

  • T(思考):
    • 苦手な相手: 感情論や人間関係重視のF型。話が論理的に進まないと感じる。
    • 向き合い方: 最初に相手の感情を認めつつ(「そんな気持ちになるのはわかる」)、そのうえで問題解決策を一緒に探る。
    • 人間関係断捨離の前に: F型は悪気なく感情を大切にしていることを理解。対応策を探れば協力できる可能性が高い。
  • F(感情):
    • 苦手な相手: ドライなT型。話を親身に聞いてくれないように思い、自己否定感を抱く。
    • 向き合い方: 「自分がどう感じるか」だけでなく、客観的事実や具体的要望を整理して伝えるとT型は動きやすい。
    • 人間関係断捨離の前に: T型の「効率や成果を重視する価値観」を尊重すれば、補完関係を築けることも多い。

2-4. J/P軸:計画型vs柔軟型

  • J(判断):
    • 苦手な相手: 締切や計画を守らず、思いつきで動くP型。同じプロジェクトでストレス溜まりがち。
    • 向き合い方: ある程度はP型の自由度を許容し、小さな締切や中間チェックを設定。過度に締め付けない。
    • 人間関係断捨離の前に: P型の柔軟さはトラブル対応や斬新なアプローチに役立つかもしれない。見極めを。
  • P(知覚):
    • 苦手な相手: ガチガチにスケジュールを組んで融通が利かないJ型。
    • 向き合い方: 自分が柔軟に動ける範囲や、最終的な締切だけ決めてもらうなどコミュニケーションを促す。
    • 人間関係断捨離の前に: J型の計画性がチーム全体を安定させている面もあるので、完全否定はもったいない。

3. 人間関係断捨離のステップ:MBTI視点でどう進める?

3-1. ステップ1:まずは自己理解・相手理解

  • 自分のMBTI軸を把握し、どんなシチュエーションでストレスを感じやすいかを考える。
  • 相手の軸を推定し、相手が重視するポイント(例:I型なら静かな環境、T型なら論理など)を尊重できているか振り返る。

3-2. ステップ2:付き合い方を変えてみる

  • 「断捨離」= 完全に切る だけではなく、距離を適度に保つ、コミュニケーション方法を工夫するなどの選択肢がある。
  • 例:E型上司との関係がストレスなら、メール報告中心にして雑談時間を減らしてみる。

3-3. ステップ3:衝突が激しいなら調整や仲介を検討

  • 社内の人事や上司、またはカウンセラーに相談し、部署異動や業務分担の変更を提案する手段も。
  • MBTIをツールとして提示し、「こういう理由でストレスが高いので調整したい」と客観的に話す。

3-4. ステップ4:どうしても難しいなら本格的断捨離

  • 家族・友人関係なら、少しずつフェードアウトするか、直截的に「距離を取りたい」意思を伝える。
  • 職場の場合、転職や部署異動を含めてキャリア全体を再考する手段も最終手段としてある。

4. 事例紹介:MBTIで人間関係のストレスを減らしたケース

4-1. S型部下がN型上司に苦手意識

  • 状況: N型上司が抽象的な話ばかりで具体的指示がなく、S型部下は何をすればいいか分からず混乱→不満が溜まる。
  • 対策:
    • S型部下が上司に「○○までに何をすればよいか、3点に絞って教えてください」と尋ねる。
    • 上司も自分のビジョンを箇条書きで具体化して伝えるよう努力。
  • 結果: コミュニケーションが改善し、S型部下のストレスが軽減。「実際に動きやすくなった」と手応えがあり関係が安定。

4-2. T型同僚とF型同僚の溝

  • 状況: F型同僚が感情的に意見を言うと、T型同僚が論理で否定して衝突。お互い「分かってもらえない」と不信感。
  • 対策:
    • F型同僚が相談時、「感情面」と「具体的要望」を分けて説明。
    • T型同僚は先に「理解するよ」と感情を認め、次に問題解決策を一緒に考えるステップを導入。
  • 結果: 互いに「分かり合える」感覚を得て、チームワークが強化され、衝突が激減。

5. Q&A:MBTIと人間関係断捨離

Q5-1. 「家族にMBTIを理解してもらえない…」

A5-1: 家族に強要するのではなく、普段の言動から軸を推定して接し方を工夫してみる。一度は「簡易テストをやってみない?」と誘ってみても良い。

Q5-2. 「上司が強く押してきて断捨離不可…」

A5-2: 直接断つのが難しい場合は、コミュニケーション法の再設計を試してみる(メール中心、週1回定例、要望の明確化など)。それでも難しければ人事や外部相談へ。

Q5-3. 「断捨離後、後悔する可能性は?」

A5-3: ある。だからこそMBTI的観点で「相手が本当に合わないのか」「改善余地があるのか」を見極めることが大事。何度も試みて無理なら最終手段として断捨離を選ぶと良い。


6. まとめ:MBTIを活用した“人間関係断捨離対策”でストレスフリーな日々を

  • 人間関係断捨離は最終的な選択肢であり、その前に、MBTIによる相手の理解やコミュニケーション改善を試みるのが得策。
  • 4つの軸(E/I, S/N, T/F, J/P)から相手の行動原理を読み解き、どういう態度や対応が相手にとって心地よいかを探るだけで、トラブルが減り、関係が好転するケースは多い。
  • MBTIはただのツールであり、実際の行動や対話が肝心。相手をレッテル貼りするのではなく「違いを理解し、距離を適切に保つ」ことで、過度なストレスを回避しながら、必要なら断捨離も視野に入れるというバランスが重要。

ぜひ本記事の内容を参考に、自分や相手のタイプを再確認し、まずは付き合い方を少し変えてみてください。思わぬ形で摩擦が解消し、過ごしやすい日常を取り戻せるかもしれません。

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参考文献・関連リソース

  • Myers, I. B., McCaulley, M. H., Quenk, N. L., & Hammer, A. L. (1998). MBTI Manual: A guide to the development and use of the Myers-Briggs Type Indicator. Consulting Psychologists Press.
  • 16Personalitieshttps://www.16personalities.com/
  • 日本MBTI協会https://www.mbti.or.jp/
  • 断捨離・人間関係関連書籍:「人間関係の断捨離」「嫌われる勇気」など多数

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